今年の4月まで建設業の事務をやっておりました。
4月で異動になり、内勤(本社)になって感じたことを伝えたいと思います。
【理想の職場環境】
事務はお金だけでなく、所内の運営(組織づくり)も担っているため
所長をはじめとする社員や外部人材の働く環境を作ってきました。
私の理想とする職場は「何でも話せる環境」です。
理由としては他愛もない事や雑談などで始まる気づき(教え、間違え)が
所内の活性化につながり、強いては冗談も言って笑顔が絶えない職場になると思う。
上下関係はあるものの、「絶対的」ではなく「経験値」の差として「敬い」
「育てる」という双方の立場を理解しあえる関係性。
下の者は「謙虚と素直さ」上の者は「教育とわかりやすさと愛情」を持ち合わせれば
どの会社にも負けない集団になると確信しています。
【実際心がけていた事】
私の立場は事務のおば様方をまとめるという大変な気遣いがあります。
私は常に一対一を得意とし、随時会議室に呼んで状況確認をしておりました。
また、全ての人へ感謝の気持ちを忘れずに、「ありがとうございます」を言葉にして伝えており、決算など多忙な時期を乗り越えた後は事務全員が集まった時に「皆さんのおかげで決算が終わりました、ありがとうございます」と感謝と労いの言葉をかけました。
ただでさえ年齢が5~20歳違うので「俺が上」なんて思ったら伝わります。
「助けてもらってます」という気持ちであればこちらもフォローできるし、
ミスを代わりに謝ることも苦になりません。
「私忙しい」といつも言うおば様には
俺氏「え?そんなに忙しいの?ちょっと状況を教えて」
おば様「これとあれが○○で✕✕が▲で大変なの」←滞りを説明
俺氏「○○はどうなっているの」
おば様「✕✕で回答がこないのよ」
俺氏「じゃーもう一度連絡して回答がこなかったら俺から連絡するよ、あとは?」
おば様「これも溜まっちゃって大変なの」
俺氏「✕は○○さんに聞いて、▲は〇✕部にやり方聞いたら教えてくれるよ、あとは?」
おば様「、、、残業しなくてもいいかも」
みたいに頭の中が整理されていないと「プチパニック」になっているので
一つずつ対応策を示せばやってくれました。
よくある「忙しいアピール」なんかもあるので確認しないと本当に忙しいかわかりませんよね(;・∀・)
「またいつもの忙しいアピールかよ」とは思わず、気にすることから会話がはじまり、
何かあれば報告できるような体制づくりとして全部を任せることはしませんでした。
部下が一番やる気をなくすのは「自分に目を向けられていないと感じた時」だと思います。逆に「どお?順調?○○大丈夫?」と具体的な事を聞かれれば「手を抜けないな」などとプラスに働くと思い、「指示したのに何でやってないんだ」とは絶対に言いません。なぜなら確認しなかった自分の責任だからです。一方的に攻めるのは誰でもできますが、やる気にさせるのは非常に難しい、、、そこがまた楽しいのです(^O^)/
【内勤になって感じたこと】
現場とは大きく環境がことなり、「○○だからやるんだ」とか「○○さんの代わりとして引き継ぐんでしょ?」などと、マウントをとろうとしてくる輩が多いことに気づきました。現場で受け口を広くしたせいで言いやすいということがかえって仇となりました。パワーバランスを全面に出してくるおじさんたちに嫌気がさします(; ・`д・´)
私が理想としている環境は程遠いことは理解してますが、現実とのギャップに
やる気もダウンです。。
しかし、理想は自分の中で追及していこうと思います。
一対一は私の得意分野なので自分を認めてくれる人へ時間と熱量を注ぎます!