小虎劇場
小虎・・・40代男性
後輩・・・30代女性
小虎「ん?元気ないな、どうした」
後輩「あ、小虎さん、同僚に頼んでいた書類忘れられてて、上司から怒られたんです」
小虎「あ~、頼んだあとにも確認は必要だけど、信用されてないかもなww」
後輩「え?あの子とは仲良くランチもしてますよ」
小虎「人を動かす(依頼)のはまた別ものだな」
後輩「どういう事ですか?」
小虎「例えば、上司からの依頼や重要なプロジェクトは忘れないように何度もチェックしたりするよね?」
後輩「そうですね、ミスがあると怒られるので、、、」
小虎「上司は役職という会社に認められたポジションだから、大きく的外れな指示でなければ部下は信用して業務をしてしまう。逆に言えば信用がないと優先順位がさがるのはごく自然な事だと思う。」
後輩「そうですね、忙しいと特に上司の仕事や頼りにしている人の仕事をやってしまいますね」
小虎「ん?今重要な事を言ったね」
後輩「へ?重要??」
小虎「頼りにしている人」
後輩「あ、いつも助けてもらっているので迷惑をかけられないとおもいます」
小虎「そう、それが信用だね」
後輩「なるほど、この人のためならって思える事が大事なんですね」
小虎「やっとわかったね!仕事は忙しいからその人の頭に自分がいるって事がすごく大事なんだ」
後輩「でも、信用ってむずかしいですよね、、、」
小虎「そうだね。でも、仕事に真摯に向き合うだけじゃ頭ひとつ抜け出せないよ」
後輩「え?どうすればいいですか」
小虎「それは「あなたがすごい人なんだ」と言う事を理解してあげること」
後輩「なんですか?それ?」
小虎「人間は自分に価値があると思われると嬉しくなる。女性であれば、ネイルや髪型を変えた事に気づいてあげるとか雰囲気変わったねとか言われると嬉しいでしょ?」
後輩「確かに!!ちょっとした事に気づいてもらえるとすごく嬉しいです!!」
小虎「男性でもメガネや時計などをほめたりどこで買ったか聞いたりして、興味を示してあげる事が重要なんだ。ただ、わかりやすいお世辞はバレるからやめたほうがいいよ」
後輩「そうですね、女性は特に敏感ですよww」
小虎「ははww。そうやって、承認欲求を満たしてくれる人は人から求められる」
後輩「確かに、褒められたりすると嘘でもうれしくなります!!」
小虎「あとは共感かな」
後輩「女性はよく、わかる~とか言うやつww」
小虎「そう、共感・同調で女性の会話が成り立ってる部分は大きいよねw」
後輩「確かに。認められたり、褒められると嬉しいな。私も信用という貯金をためるぞぉ~~!!」