「胎児性アルコール症候群」をご存じだろうか?
「妊娠中にアルコールを摂取することで起こる」
@実際の影響について
低体重や顔を中心とする奇形、脳障害など
頭が小さい、低い鼻、小さい眼球、難聴や直立歩行困難、精神的問題(ADHD等)
➡低体重や顔の特徴は成長につれて目立たなくなる
➡難聴や栄養障害は日常生活に支障をきたす
@胎児性アルコール症候群になる確率
1,000人に0.1人以下 少なく感じるかもしれませんが、知的障害の原因(遺伝性を除く)では一番多い原因とされている
@メカニズム
妊婦がアルコールを摂取➡へその緒を通して胎児にアルコールがいってしまう。
@摂取量について
「このくらいなら安全」という量は証明できていない。
@例
アルコール依存症の女性が妊娠した場合、30%の確率でなる。
普通の妊婦が妊娠初期に生中3杯程度摂取した場合、子供の体重が明らかに小さい。
@妊娠初期のリスクが高い
女性が妊娠を自覚する前に飲酒をするのが危険なパターンである。
妊娠中に飲酒をしてしまった対策は今のところない
@厚生労働省HP
以上、妊婦さんの制限は辛いところがありますが、生まれてくる
子供のために我慢することを願います。